携帯ショップでおすすめされる「半額サポート」は本当にお得?

こんにちは!なのぶろぐです。

今回の記事は、「【本当にお得?】携帯ショップでおすすめされる「半額サポート」とは」というテーマでお話します。

この記事を読むとこんなことがわかります!

・半額サポートってなに?どんな人におすすめ?

・デメリットはある?

・キャリアのスマホは高いって本当?

・携帯ショップで損しない方法

目次

半額サポートとは

「半額サポート」ときいて、どんなサービスかイメージができますか?

3大大手キャリア(docomo,au,softbank)では、それぞれ「スマホ代を半額にできるお得な乗り換えプログラム」という類のプログラムを用意しています。

R4.3時点の各社のプログラムについて、docomoは「いつでもカエドキプログラム」、auは「スマホトクするプログラム」、softbankは「新トクするサポート」という名称がついています。

各キャリアや時期によってこれらのプログラムの細部は異なりますので、まずは共通する基本的な内容についてお話します。

例えば12万円のスマホを購入する際に、当該プランに加入せずに2年間での分割払いとすると、毎月の本体代は月額5,000円となります。

ところがこれらのプログラムを適用すると、なんとスマホが「実質半額の60,000円になります!」というものです。

一般的な仕組みとしては、まずスマホを4年間の分割で契約します。

すると、支払額は月額2,500円となります。

そして、契約から24か月後(本体代60,000円支払後)に当該スマホを返却すると、なんと残り24か月分の本体代60,000円の支払いを免除してくれる!という仕組みになっております。

この本体代60,000円の支払い免除のことを「実質半額」と言っています。

各キャリアにおける半額サポート適用条件

R4.3時点における各社のプログラム適用条件は以下の通りです。

「いつでもカエドキプログラム」(docomo)

①dポイントクラブに加入していること

②対象機種を残価設定型24回払いでご購入いただくとともにプログラムに加入

③dポイントクラブを継続し、ご利用の対象機種をご返却

「スマホトクするプログラム」(au)

・対象機種ご購入後13カ月目~25カ月目までに本プログラムで購入された機種を当社が回収した場合

「新トクするサポート」(softbank)

①48回払いで購入

②25ヵ月目以降のソフトバンクでの買い替え時に旧機種回収

一見お得に見えますが、本当にこのプランは良いことばかりなのでしょうか?

半額サポートの注意点

半額サポートを適用するうえで、私の考える注意点は以下の通りです。

①24か月後すぐにスマホを返却しないと半額サポートが適用されない

②1つのキャリアに縛られる

③キャリアのスマホは価格が高い

④スマホの状態が悪いと追加料金がかかる

①24か月後すぐにスマホの機種変更をしないと半額サポートが適用されない

これらのプログラムの適用条件として、機種購入から24か月後前後に機種変更をしないとこのプランが適用されません。

ですので、本体購入から3年後に「そういえば機種変更していない!」と気づいても、「半額サポートそのものが適用されない」、「残り24か月の一部しか免除されない」といった可能性があります。

②1つのキャリアに縛られる

これらのプランは、各プログラムで規定されている期間(概ね24か月前後)に本体を返却することで、残り24か月の未払い金の支払いが免除されます。

それだけで良ければ問題はありませんが、これに加えて、「スマホ返却後に、同社の新しいスマホを購入すること」が条件となっているケースもありました。

ですが、もし他社がよりお得なプランやスマホを提供したらどうでしょうか?

そちらに乗り換えたいと思っても、この半額サポートを受ける限り、期限満了まで他社のお得なサービスに乗り換えることはできず、得する機会を逃す可能性があります。

とはいえ、3大キャリアに関しては価格競争も激化している一方で、どのキャリアも似たようなプランを提供しているので、格安SIMなどへの変更を検討していない場合はそれほどのデメリットにはならないかもしれません。

③キャリアのスマホは価格が高い

スマホはどこで買っても同じ値段だと思いますか?

これに対する答えは「NO」です。

3大キャリアのスマホは「高い」のです。

例として、iPhone13(128GB)の価格を見てみましょう

・docomo:111,672円

・au:115,020円

・softbank:115,920円

・楽天モバイル:98,800円

・apple online store:98,800円

一番高いのは、ソフトバンクの115,920円で、最安と比べると17,120円も高いことがわかります。

この傾向はiPhone以外でもいえることなので、スマホの購入を検討している方はこのように比較してみることをお勧めします!

④返却時の状態が悪いと追加料金がかかる

これは当たり前とも言えますが、契約から2年後に本体を返却する際、本体の査定が行われます。

この査定で基準をクリアできないほど破損していた場合、例えばソフトバンクの「新トクするサポート」では、追加費用として22,000円の負担が必要になります。

つまり、例え返却期限等をしっかり把握していても、返却するまではこの破損による追加料金のリスクを負わなくてはいけないのです。

半額サポートはこんな人におすすめ!

ここまで半額サポートの注意点をお話してきましたが、これらのプランを適用することが必ずしも損になるということではありません。

ちなみに、半額サポートを適用しない場合に新しいスマホを購入した場合、古いスマホは自分で下取りに出したり、メルカリ等で自分で販売するということが考えられます。

これまでの注意点を踏まえたうえで、これらプログラムを適用することが向いている方は以下の通りです。

①いつ本体を購入したか?半額サポートの適用時期はいつなのか?ということをしっかり管理できる方

②スマホに大きな傷がつかないように管理できる方

③自身で古いスマホの処分ができない方

半額サポートで本体を返却するということは、スマホを半額でキャリアに販売することと実質同じです。

仮に、半額又はそれ以上の価格でご自身で処分することができるなら、そもそもキャリアの高いスマホを購入せずに、オンラインストアなどで購入して自身で売却するほうがはるかにお得ということになります。

ぜひメリット、デメリットを検証したうえでスマホの購入をご検討ください。

携帯ショップにはいくべきではない?

あなたは、携帯でなにかわからないことや気になることがあった場合、乗り換えをしようとしている場合にどう対応していますか?

とりあえず携帯ショップに駆け込んでいませんか?

ですが、私自身は、「損をしたくないので」基本的に店舗にはいきません。

その理由は以下の通りです。

①待ち時間が長いから

②不要なプランを提案される可能性があるから

③各キャリアで販売しているスマホは高いから

①待ち時間が長いから

店舗が込み合ったいた、長時間並んだという経験、あなたもありませんか?

私も休日に混雑した店舗に訪れ、時には整理番号を受け取って数十分時間をつぶしてから店舗に戻るなんてことがありました。

しかし、わからないこともたいていはネットで調べれば解決しますし、機種変更などの基本的な手続きもいまやネット上で完結することができます。

日本人は、「朝の満員電車では戦争並みのストレスを感じている」らしいですが、休日にあえてそれに遠くないような場所に行くことは控えたいと考えています。

②不要なプランを提案される可能性があるから

スマホ購入時に、様々なプランを提案されたことはありませんか?

ワンランク上の大容量プラン、破損時の補償や、割高なフィルムなどです。

ある程度スマホの利用経験があり、自身が必要なサービスをちゃんと知っていれば、その場でわざわざ提案を受ける必要はありません。

もちろん不要であれば断ればよい話ですが、丁寧な説明を前に断ることに抵抗を感じる方もいれば、その場で一瞬魅力的と感じたプランに加入してしまうこともありうるでしょう。

私はあえてそのようなリスクを冒す必要はないと考えています。

③各キャリアで販売しているスマホは高いから

これは上記の通りです。

基本的には、携帯はオンラインショップなどで購入するのが割安である可能性が高いです。

ただし、店舗ごとの在庫状況によっては大幅な割引をしている可能性があるので、そういった目的をもって訪れるという選択肢はありだと思います。

まとめ

今回は「半額サポートの内容やお得であるか」、「私がキャリアの店舗へいくべきでないと考える」理由をお話しました。

結局、携帯ショップで損をしない方法は、「携帯ショップへ行かない」というのが私の答えになります。

これらに共通で言えることは、とりあえずすぐ店舗へ行く、一見お得なプランをよく理解することなく加入するということはせず、まずは自分で情報を調べてみることが大切だということです。

スマホに関してはこの先も長く関わることになるので、一度知識や調べ方を身につけておくことは、長期的大きく生活を楽にしてくれるかもしれません。

スマホ代に関するお得な情報や制度について、他にも記事を書いているので、より詳しくスマホや節約に関して知りたい方はぜひあわせてご覧ください!

最後までご覧いただきありがとうございました。

これからも一緒に学んでいきましょう。では!

今日もお疲れさまでした!

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